推しのお陰で辛い時期を乗り切った話

最近、愛に溢れた素敵なブログ記事を読んで感動したので、私も推しのお陰で頑張れた話を残しておきたいと思う。

 

 

 

 

話は推しがテニスに出ると決まった頃にさかのぼる。

 

推しを知った当時のイメージは最悪だった。

当時を知っている方はわかると思うが、色々あった(No more 炎上)ため、絶対に推さない!!と言い切っていたし、ほぼアンチに近かったと思う。

 

そんな私だったが、ゲストに釣られて行ったお披露目会でそのイメージを覆されることになる。

第一回目だったこともあり、キャスト全員緊張でガチガチだった。

もちろん推しもだ。

でも、そんなド緊張の中でも、一言ずつ決めゼリフを言っていく場面で、「あっ、いいかも」と思った。

2.5における決めゼリフのニュアンスってとても大切で、キャラ解釈が合わなければその時点で期待が瞬時にしぼんでしまう。

でも彼は違った。

セリフを発した瞬間、リョーマくんだ、と思った。

このリョーマくんは推せる。

 

瞬時にそう思った。

 

思えば、あれが全ての始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、私は厳しい環境の中にいた。

 

最初はちょっと忙しいな、大変だな、という程度だったが、そこから私の人生の中で1、2位を争うほど辛い1年になってしまう。

 

仕事の配置が変わり、上司も変わり、夜遅くまでお金の出ない残業をしては、朝自主的に早く出勤して仕事をする、それでも終わらなくて休日にもサービス出勤して、家にも仕事を持ち帰る。

 

1週間のうち、全く仕事をしない日は、1日もなかった。

 

上司には書類を何度出しても突き返され、同僚には怒鳴られ、ストレスとプレッシャーのあまり頻繁に体調を崩した。

 

怒られては体調を崩し、休まざるをえなくなり休んではまた怒られ…

 

たしか半年ほどで10キロ強痩せたと思う。

 

 

 

 

 

その辛さが限界に達しそうなとき、友人が観劇に誘ってくれた。

 

それがテニミュだった。

 

 

 

 

 

まあまあ推してもいいかな、と思っていたリョーマくんのことを思い出し、少し期待して見たその公演は、本当に素晴らしかった。

 

期待を軽々と超えていた。

 

どんなに強敵でも怯まず、決して諦めず、果敢に、なにより楽しそうにテニスをするリョーマくんが、誰よりもキラキラ輝いて見えた。

 

ただポーカーフェイスで感情が読めないわけではなく、きちんと中学一年生らしい、そしてテニスの好きな少年らしい感情がさり気ない目線や仕草、座り方、セリフの音量、低さ等で見事に表現されていた。

 

リョーマくんが大好きで、今まで何代も青学を見てきたが、こんなに衝撃を受けたのは初めてだった。

 

まさにリョーマくんが生きている、と思った。

 

 

 

 

 

 

そこから転げ落ちるようにチケットが増えた。

 

仕事がどんなにつらくても、週末はテニミュに行くのだと思えば、自然と頑張れた。

どんなに忙しくても、テニミュを見るため、睡眠時間をギリギリまで削って仕事を片付けた。

キュッキュッパコンというあのSEを聞くと、悲しいこともつらいことも忘れて、テニスの世界に没頭することができた。

あの楽しそうなリョーマくんの試合を見るだけで、夢が見れた。

 

ただの逃避と言われればそうかもしれない。

でも、今思い返しても、きっとあの時期、推しのお陰で頑張れたことは確かだ。

 

 

 

 

 

 

その後、推しが声優に決意をしたことをきっかけに、私自身もこのままで良いのか?という気持ちが強くなっていく。

仕事がつらい、嫌だ、と言いながら、周りの目や変化を恐れ、ズルズルと現状維持をしてしまっていた自分が、なんだかひどくちっぽけに思えたのだ。

推しはあんなに大きな決断をして、自分の夢を追っているのに、私はこれでいいのだろうか?

 

その答えは、予想外の形で推し自身からもらうことになった。

 

 

 

声優として初めてのイベント。

そこでは事前アンケートとしてお悩み相談を受け付けていた。

きっと読まれないだろうと高を括った私は、自分の置かれている状況を正直に書いた。

 

すると当日、私の相談が採用されてしまったのだ。

 

私は結局参加できなかったため、友人からのまた聞きになるが、推しは「俺が言うと重くなっちゃうけど」と前置きした上でこう言ったそうだ。

 

「人生じゃん?生活があるから簡単には言えないけど、やりたいことをやればいい。行きたいところに行けばいい」

 

「人生を大切に」

 

 

 

 

 

まさに、背中を押してもらった気持ちだった。

 

そうだ、だって推しの人生も一度しかないように、私の人生だって一度きりだ。

 

やらずに後悔するくらいなら、いっそ飛び込んでしまえばいい。

 

自然と前向きに、そう思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも、いつでも推しは前を向く勇気をくれる。

温かい言葉で、優しさで、パフォーマンスで、そっと背中を押してくれる。

プライベートなんて知る由もないし、本当の推しの姿なんてわからない。

でも、お仕事といえど、こんな素敵なパフォーマンスをしてくれる推しが、こんな温かい言葉を投げかけてくれる推しが、私は大好きだ。

 

 

いまだに推しの舞台の初日を見るとき、毎回幸せな気持ちになる。

とっても素敵で、かっこよくて、キラキラしていて、新しい発見がいくつもある。

良い意味で、あのリョーマくんが生きている公演を見たあの日に、初心に戻れる。

今までの俳優オタク人生の中で、ほとんど書いたことのなかった手紙。

それを、推しに対しては、"どうしても書きたい!ここに、君のことを応援している人がいるよ、好きだって思っている人がいるよって伝えたい!両手いっぱい感謝の気持ちを伝えたい!"

…そんな衝動にかられる。

 

大好き、ありがとう、そんな言葉では表せないくらい、推しが眩しい。

 

芸能の世界を選んでくれて、俳優、声優という職業を選んでくれて、ありがとう。

 

応援させてくれて、本当にありがとう。

 

いつか、直接伝えられる機会があれば、この重たい感謝の気持ちをこの言葉にして伝えたいなぁと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大好きです。これからも応援させてください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※推しのフルネームで検索エンジンに引っかかってしまうようなので、今更ながら表記を変えました。

 

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