推しが人気ソシャゲの声優になった話

最近流行りのソシャゲ、某テッドワンダーランドの声優に、推しが抜擢された。

 

正確には昨年5月頃にプロジェクトが発表され、その時点で声優に決まっていたので、出演決定していたものが大当たりして、流行りに流行った、というものが正確なところである。

しかし、時期的に新型コロナウイルス感染拡大防止による自粛期間と、サービス開始時期が重なり、更に暇を持て余したオタクの間で流行し、ゲームシステムが大体わかってきたタイミングで、オタクが推しメインのストーリー配信(並びに推しのSSR実装)が始まったのだ。

まさに天が味方したとしか思えない、最高の日々だった。

軽く検索すればわんさかファンアートが出てくる。

キャラクターやストーリーに対する考察も浴びるように読むことができる。

そして推しのフォロワーはどんどん増える。

推しの某テッドワンダーランドについてのツイートは、いいねが3万近くつくこともあった。

普段は二桁なのも珍しくないのに、だ。

 

幸せでしかなかった。

 

また、大事にお金も時間もかけて作られている、とわかるアプリゲーをプレイさせてもらえるのもうれしかった。

キャラクターもみんな魅力的で、でもやはり推しの演じるキャラクターはどうしてもひいきしてしまう。

だって最高なんだよ…好きしかないじゃん…。

 

私の推しは今までの記事にも書いてきたように、舞台畑から声優に転向している。

foool.hatenadiary.jp

 舞台で役柄を丁寧にかみ砕き、自分なりに解釈した上で演じてくれるところが大好きで推し始めた推しだが、声優になってもそういったところは変わっていない。

こんなに心動かされる演技をする人は推し以外いない、と真剣に思っているくらいだ。

 

しかし、昔は推しのことをよく思っていない人もいて、大声で悪口を言われることも珍しくなかった。

絶対売れない、なんて言っている人もいた。

 

それがどうだ、今や超流行アプリゲーの声優だ。

推しの演技を、推しのことを声優として知った方から褒めてもらえることも増えた。

地上波にも、本人の大好きなカードゲームのキャラクターとして登場が決まっている。

もちろん本人が売れた、というよりは、ゲームが当たったということが大きいということはわかっている。

きっと大切なのはこれからだ。

 

でもきっと、新人声優としては大きな一歩ではないだろうか。

もちろん、そこには推しの血のにじむような努力があっての一歩だ。

この3年弱で発声から何から、驚くほど変わった。

人柄も少し柔らかくなったように思う。

それでも、あのとき舞台上で一番輝いていた演技への姿勢は、ずっと変わらずそこにある。

 

そんな推しの変化を、成長を、遠くからでいい。

許される限り、ずっと見ていたいなと思う。

 

 

 

 

 

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